続・ライブ(生)の魅力
「大人のための」国語の講座を実施しました
先日、神戸のカルチャーセンター「エントランス」で、「大人のための国語力アップ講座」を実施させてもらいました。普段、個別指導や家庭教師で子どもに国語を教えることには慣れているのですが、今回のように「講座」という形で大人に向けてお話しする機会はほぼ初めてでした。しかし、受講者の方々の温かさに支えられて、何とか無事に終えることができました。参加していただいた方々、本当にありがとうございました。また、エントランスの運営の皆様にも大変お世話になりました。どうにかしてご恩に報いたいと思います。
講座の内容
今回の講座は、サブタイトルが「マンガを言語化してみよう」だったので、先にその必要性についてお話ししました。具体的には、日本の国語教育は、読解力を高めるための「インプット」に多くの時間を費やしているぶん「アウトプット」に費やす機会が少ない点を取り上げました。「アウトプット」の機会の少なさについては、言われてみればそんな気はするものの、本当にそうなのか疑問も湧きそうな指摘です。そこで、他の国での国語教育と比較する形で受講者に実感してもらいました。
講座を終えての課題
講座の中で、アウトプットに注目して実践してみるための理由づけは、思ったよりもできたように感じています。ただ、アウトプットするにあたり、「なぜ要約作文なのか」、そして「なぜマンガが教材なのか」についての説明が駆け足になってしまい、結果的にその関連性を伝えきれなかった点は、課題として残りました。このような課題は、実際にやってみて(どこまで細かに説明するかなどの)さじ加減が分かるものなので、まさに貴重な経験を得られたと考えています。繰り返しになりますが、受講者の方々と運営の皆様に感謝感謝!そして合掌。
ライブ(生)はいいよな
2024年6月22日のブログでも「ライブ(生)の魅力」について書き連ねましたが、カルチャーセンター「エントランス」の魅力もそこにあります。たしかに、情報を得るだけなら他のコンテンツ(インターネット検索や動画配信サービス)でも可能です。けれども、目の前にいる人からは検索では見つかりにくい、あるいはこちらが思いつきもしない角度からの情報を獲得できます。「エントランス」は講座のテーマも、肩肘張らない趣味の世界から、実利的なものまで多種多様です。神戸にお住まいで興味を持たれた方、ぜひエントランスのホームページをチェックしてみてください。
記事タイトル | 続・ライブ(生)の魅力 |
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掲載日 | 2024年7月6日 |
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