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国語が苦手?

国語が得意か苦手か

みなさんは自分が、あるいは自分の子どもが「国語が得意か苦手か」をご存知でしょうか。実は、国語が得意な人ほどそれを意識したことがなく、逆に、国語が苦手な人は強い苦手意識をもっていることが多いようです。また、国語が得意な人に訊いてみると、「なぜ自分が(国語を)得意になったのかわからない」という方が多いのも特徴です。国語は、普段使うことばをベースにした科目なので、苦手ではない人から見ると「なぜできないのかがわからない」と思うこともあるようです。

国語「だけ」が苦手?

実は「国語が苦手」には2種類あります。ひとつは、「全体の成績は良いのだけれど、相対的に国語の成績が悪い」場合です。そしてもうひとつは、「国語の成績も悪く、加えて全体としても成績が悪い」場合です。前者は、実は本質的に「国語が苦手」なわけではないので、ちょっとした気付きを得るだけで苦手意識が払拭され、一気に苦手を克服できる事が多いように思います。一方で後者は、国語が苦手であることが他の教科にも影響してしまっているので、じっくりと取り組む必要があります。このように、「国語だけが苦手」なことはそれほど多くなく、国語が苦手な子どもはそもそも勉強が苦手であることが多いようです。

「国語の苦手」を克服して、勉強も得意に

国語の苦手を解決できると、その他の教科の苦手もあわせて克服できるケースがあります。これは、インプットの力とアウトプットの力が養われることで授業や教科書の内容、先生の話していることが理解できるようになり、結果として勉強が「苦手なこと」「嫌なこと」から「得意なこと」「好きなこと」に変わっていくからです。もちろん、数学や英語のように積み上げ型の教科では、これまでの遅れを取り戻すのに時間がかかることもありますが、国語の苦手を克服しているのであればあとは時間の問題です。勉強の苦手意識が致命的になる前に、「国語の苦手」を解消する方法をみつけましょう。

記事タイトル国語が苦手?
掲載日2024年11月2日
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