「新しいこと」を始める
行く(往く)逃げる去る
2025年が始まってから1ヶ月が経過しました。昔から「行く(往く)逃げる去る」というように、年初の3ヶ月はあっという間に過ぎていきます。驚くほどの速さで時間が過ぎていくことに恐怖を感じる昨今ですが、これを期に「新しいこと」を始めるのはいかがでしょうか。年の初めや年度の初めは、新しいことをスタートするのに最適な時期です。
時間の感覚
「時間の感覚」は人によって異なりますが、概ね多くの人に共通するのは「年齢を重ねるほど時間が早く過ぎると感じる」というものです。いわゆる「ジャネーの法則」と呼ばれる法則で、ある時間の単位、例えば「1年」を切り取ったときに、10歳の子どもにとっては人生の10分の1だけれど、50歳の人にとっては人生の50分の1だから、同じ1年でも短く感じるようだ、というものです。時間の経過速度が歳を取れば取るほど速くなる、ということなのですが、その加速度は徐々に緩やかになるので、40代以上の方はこれ以上早くなることはなさそうですのでご安心ください。
「新しいこと」の効果
この「時間があっという間に過ぎる」のを少しでも緩和するには、「新しいこと」を始めるのが良いそうです。40代ともなると、仕事も安定してきて、子育ても一段落して、「新しいこと」に触れる機会が少なくなっていきます。40代は、家庭では子どもや老いた両親に対して、会社では部下に対してマネジメントしたり教育したりする責任がある年代なので、自分にとっての「新しいこと」は意識して獲得していかなければ、誰も与えてくれないのです。
「新しいこと」の種類
「新しいこと」を始めるとなると、いろいろ難しく考えてしまいがちです。たとえば仕事に使える資格の勉強を始めるとか、趣味として楽器を始めるとか、体力づくりのためにマラソンやゴルフを始めるなど、なかなかスタートするのも継続するのもハードルの高いものを思いついてしまいます。ただ、もっと小さくて簡単なことでもよいのです。たとえば、新しい家電を買うとか、歯磨き粉を変えてみるとか、移動する際の道や方法を変えてみるとかでも良いでしょう。
「新しいこと」を始める筋肉を鍛えておく
「新しいこと」はどんな些細なことでも良いのですが、新しいことを始めるのにはいろいろな負担がかかります。体力や集中力が衰えてきますし、自分や家族の都合を調整しなければいけないですし、失敗することもあるし、そもそも自分に合わないこともあるでしょう。だからといって「新しいこと」を避けていると、それ以上の成長がないまま年老いていくだけなのは明白です。年齢を重ねたときに「新しいことを始めること」を億劫に感じないためにも、大人になったら(できれば子どもの頃から)、「新しいこと」を始めるための筋肉を鍛えておきましょう。
記事タイトル | 「新しいこと」を始める |
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掲載日 | 2025年2月1日 |
カテゴリー | ブログ |
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