テストだけでは、それになれない
国語教師と日本語教師の違い
2025年に、登録日本語教員の基礎試験および応用試験(どちらも筆記)に合格しました。日本語教員とは、大雑把に言えば、外国人に日本語を教える仕事です。もう少し正確に丁寧に説明すると、国籍を問わずに母語が日本語ではない人を対象として、日本語を教えられる資格です。多くの場合は外国籍の人が対象ですが、日本国籍だけど帰国子女で日本語はほぼ分からないというケースも指導の対象になります。
士業ではないライセンス
登録日本語教員は、2024年(令和6年)から始まった、日本語教員の資質や能力を確認し、証明するための国家資格です。資格を取得するためには、「養成機関ルート」「試験ルート」があり、前者は文部科学省が認定した機関(大学や専門学校)で養成課程を修了することで基礎試験が免除され、後者は基礎と応用、両方の試験を受験し合格する必要があります。私は生い先が短いので(時間をかけたくなかったので)「試験ルート」で一発合格を狙いました。
急がば回れ?
無事に合格できたまでは良かったのですが、ここにきて問題が浮上。いずれのルートでも、試験合格後に「実践研修」を終えて、晴れて資格を取得できます。ところが「実践研修」を実施できる(文科省の認定を受けている)機関が少なく、また養成課程とセットで実施しているケースがほとんどなのです。そのため、試験ルートで合格した私は「実践研修」を受けられる機関を見つけるのに現在苦労しています。
誠意もさまざま
問い合わせをした機関には、AIによる自動回答の方がまし、というものもあれば、丁寧に現状(すでに定員に達してしまっている旨)を説明してくださったところもありました。なかには、最短最速で受付できるのは「2028年開講分です」というお返事もあって目を丸くするばかり。
こだわる必要はないけれど
さすがに医師や弁護士となると「資格なんて必要ない」とは絶対に言えませんが、個人的にはよく見かける「資格」にそれほど価値を感じていません。「登録日本語教員」も、実際に現場に立ち続けて、ようやく役目を果たせるようになると考えています。試験に受かっただけでは、半人前かそれ以下かも知れません。そのような思いがあるだけに、制度が上手く追いついていない(実習を受け入れる体制が整っていない)現状に、ちょっとモヤモヤしている1月下旬です。
| 記事タイトル | テストだけでは、それになれない |
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| 掲載日 | 2026年1月24日 |
| カテゴリー | ブログ |
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