不法投棄は違法です
高架下の現状
古今東西、線路の下などのいわゆる「高架下」は、雑多でどこか不穏な空気が漂いがちです。ともすれば犯罪の温床になりかねず、その身近な例が「ゴミの不法投棄」です。近隣住民や管理者はこれを防ぐべく、様々な対策を講じていますが、その一環として「不法投棄は違法です」と書かれた張り紙を目にしました。
不法投棄は違法です
日常的に「頭痛が痛い」のような「重言(じゅうごん)」を見つけて楽しんでいる筆者としては、この張り紙に強い興味を惹かれました。意図は十分に伝わるものの、言葉の重複という意味では通常の重言とは少し毛色が異なるように思えたからです。
不法と違法
辞書で調べてみると、「違法」は「法律や規定に違反すること」を指し、「不法」も同様に「法律に反すること」を意味します。しかし「不法」にはもう一つ、「道理や道義に背くこと」という意味もあるようです。これを見た際、この張り紙の「不法」は後者の「道理や道義」を指しているのではないか、と閃きました。
そんなことはなかった
しかし数秒考えて、その推測は的外れだと気づきました。「不法投棄」は法令(廃棄物処理法)で定義された正式な行為名称です。掲示者は単に「『不法投棄』という違法行為を行えば処罰されますよ」という事実をわかりやすく伝えたかったのでしょう。
規範意識の維持
昭和の高度経済成長期頃までは、大量消費社会への移行にごみ処理のルールやインフラが追いつかず、ごみのポイ捨てや不法投棄が社会問題となっていました。現代では社会的なルール形成が進んだものの、先に挙げた掲示物が示す通り不法投棄がゼロになったわけではありません。法令による取り締まりだけでなく、社会全体の道理や道義といった規範意識の維持が現在も問われていると感じさせられます。
| 記事タイトル | 不法投棄は違法です |
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| 掲載日 | 2026年11月7日 |
| カテゴリー | ブログ |
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