サブスクの元祖
問題
音楽や動画、本などを都度の購入やレンタルではなく、定額でいくらでも利用できるサービスが増えました。これらは「サブスク(=サブスクリプション、定期購読)」と呼ばれ、いろいろな業種に広がっています。
今では車や住宅、家具、洋服やおもちゃ、美容まで、サブスクで利用できないものはないのではないかと思うほどです。一方で、新聞など古くからあるサブスク型サービスの利用者が少なくなっているのも興味深いところです。
さて、日本において、新聞よりももっと古い歴史を持つ「サブスクの元祖」ともいえるサービスは何でしょうか?
ヒント
- 江戸時代くらいからあるサービスです
- 自分で所有して利用するには費用がかかりすぎるものです
- 一般的に、このサービスの利用頻度が高い人ほど、周囲の人から好かれます
答え
江戸時代にはお風呂の定額利用サービスがありました。入浴(当時は蒸し風呂)の習慣が一般的になったこと、人が多く集まる「都市」が出来上がったこと、町人レベルで計算や商売の切磋琢磨が行われていたことなどが発生理由ではないかと推量します。