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何を使えば伝わるのか

テキストはオワコン?!

「テキストはオワコン」と書きましたが、私自身がそう思っているのではなく、世の中的に「テキスト(文章ぶんしょう)は、時代遅れのコンテンツ」なんだろうなと感じることが多々あります。インターネットの黎明期には、(関連した写真と合わせた)文章ぶんしょうが中心にあるブログが流行しました。その後、Twitter(現「X」)の登場によって、長文から短文の発信にメインストリームが移行し、現在ではInstagramやTikTokが、SNSの中心にあると言えます。要するに、文章ぶんしょうでも文でもなく、写真や動画などのビジュアルでの訴求が受け入れられている訳です。そんな中、このブログや当サイト全体における、文章ぶんしょうの比重の大きさは時代錯誤なのかも知れません。

文章ぶんしょう表現を続ける理由

情報を届けるにあたって、不利だと自覚している文章ぶんしょうでの発信を続ける理由は大きく2つあります。ひとつは、「考えるかんがえるネコ、想像そうぞうするイヌ」の届けたい情報が、少々込み入っている(複雑な)点が挙げられます。たとえば、オンラインの新聞記事は現在、紙面の新聞の頃のように活字を中心とした見出しではなく、図解(ビジュアル)で訴求しています。しかし、詳しく記事の内容を確認かくにんする(リンクをクリックする)と、以前と変わらない長文での説明が掲載されています。当サイトも、感覚に訴求するようなTikTok(短い動画)には収まりきらない内容ですし、だからと言ってYouTube(長い動画)に落とし込むと、かなり長尺になってしまいます。数分や数十分にわたる、真面目な内容の動画を最後まで見届けてくれる人など、まず居ないであろうと推測しました。

書けない奴に頼めない

テキストでの発信をしているもう1つの理由は、私が国語の個別こべつ指導しどうをしているからです。たとえば、知名度は低いけれどもアットホームで働きやすい会社をPRするなら、TikTokなどで楽しそうにダンスしている動画は効果的だと思います。けれども、「国語を教えてま〜す、小論文の指導しどうも出来ま〜す」と踊っている動画の効果については、考えるかんがえるまでもありません。滑稽な笑い者として注目を集められたとしても、「この人に個別こべつ指導しどうをお願いしよう」と思ってもらうことは難しいでしょう。

可能性や選択肢

とは言え、文章ぶんしょうでしか発信できないというのも考えものです。オンラインの新聞の見出しがそうであるように、もっと図解を取り入れたり、「考えるかんがえるネコ」と「想像そうぞうするイヌ」のキャラクターを使って短い動画を作ったり。そのような選択肢を持ちながら、可能性を模索していくことも重要だと痛感する日々です。はたして、私の重い腰が上がることはあるのでしょうか。実のところテキストでの発信は、コスパ面での優位性が大きい点も最後に付け加えておきます。理由は2つと言っておきながら、もう1つあるパターンですね(Apple社の発表みたいに)。

記事タイトル何を使えば伝わるのか
掲載日2024年9月14日
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