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国語専門塾をはじめました

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教育費の増加

現在、日本では少子化がすすむ一方で、子どもの教育にかける金額は上がっています。ある調査では1990年代に年間30万円だった教育費が、2020年代には40万円近くまで上がっており、これは子どもひとりあたりにかける通算の教育費が100万円以上もあがっていることを示しています。

しかし、費用をかけて私立学校や塾に通わせてはいるものの、どうも成績の向上に結びつかない、と悩んでおられる方も多いのではないでしょうか。それは、もしかしたら「国語力」の問題かもしれません。

国語は簡単?

「国語」は、普段我々が使っていることばです。学生時代、国語につまづくことのなかった方には「国語ができない理由」がわからないことも多いようです。たしかに、漢字や熟語、古文や漢文のように、ある程度暗記が必要な部分もありますが、それ以外は「文章を読んで、そこに書いてあることを答える」ことを求められるので、それができるひとには簡単な科目であるといえます。

子どもが読解問題に取り組む様子を見ていると、「文章を読んで、そこに書いてあることを答える」ことができていないことがわかります。

  • そもそも本文を読まず、選択問題を勘で答えようとする
  • 本文を指や目で追って読んではいるけれど、内容を全く覚えていない
  • 「問い」の文章を読んでも、何を答えなければいけないのかがわからない
  • 本文に書いてあることではなく、自分の意見を答えようとする

国語が得意な方にとっては信じられないかもしれませんが、少なくない数の子どもがこの状態で学校に通い、授業やテストに取り組んでいるのです。

まずは国語力から

上記のような状態が続くと、国語だけでなく他の教科にも影響があることは明らかです。いくつか例を挙げると、算数の計算問題は難なくこなせていたのに文章問題がまったくできない子ども、理科の実験でわかったことを文章にまとめるのが苦手な子ども、社会の地図やグラフの意味がわからない子どもなどは、国語力が原因でつまづいている可能性があります。国語力は、すべての教科に通じる基本となる科目なのです。

考えるネコ、想像するイヌの教室

「考えるネコ、想像するイヌ」では、「考えるネコ、想像するイヌの教室」と銘打って、国語専門塾を主催しています。個別指導や家庭教師の形で、国語力のベースとなる「要約」「読解」「作文/小論文」を指導します。

記事タイトル国語専門塾をはじめました
掲載日2023年7月1日
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