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知識に関する2種類のマウンティング

正のマウンティング

講演を聞いたり人と会話をしたりする際、知らない話題ばかりだとストレスを感じるものです。逆に、知っている話題であれば楽しく感じられますし、提示された情報よりも深い知識を持っていれば、ついそれを披露したくなることもあります。しかし、こうした振る舞いが増えすぎると「知識でマウントを取ろうとしている」と受け取られかねないため、注意が必要です。

負のマウンティング

一方で、自分が知らない知識や情報が提示されたときに「そんなものは誰も知らない」「それを知っていても意味がない」と、知識を持っている側を卑下したり否定したりする「負のマウンティング」も存在します。このタイプのマウンティングは正のマウンティングよりも悪影響が大きいため、自身が参加する場で発生した場合は、放置せず適切に対処(芽を摘み取ること)していく必要があります。

負のマウンティングが起こる理由

知識に対する負のマウンティングが生じる理由はいくつか考えられます。一つは、義務教育などで「習っていない知識や手法を使ってはいけない」という制限を繰り返された結果、自分の枠外にある知識を拒絶するようになるパターンです。先生の教えを忠実に守ってきた真面目な人ほど、この傾向に陥りやすいと言えます。もう一つは、相手の知識や情報によって自分の立場が相对的に下がることを恐れ、提示された知識や情報の価値を低く見せかけようとするパターンです。これは初対面同士よりも、すでに関係性が固定化しているコミュニティで発生しやすい傾向があります。

知識に関するマウンティングを避けるには

負のマウンティングは、組織全体のパフォーマンスを低下させ、メンバーの持つポテンシャルを阻害するなど、多くのネガティブな結果をもたらします。自分自身の「正のマウンティング」は自戒によって防ぐことができますが、場全体で起こる「負のマウンティング」のコントロールは容易ではありません。コミュニティに負のマウンティングが定着してしまう前に、過度な否定を許さない雰囲気を作り、早めに対処するよう心がけることが重要です。

記事タイトル知識に関する2種類のマウンティング
掲載日2026年8月29日
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